タイMRT (地下鉄) ブルーライン – 安くて便利な交通手段 MRT(地下鉄)ブルーライン

MRT 地下鉄

MRT (地下鉄) ブルーラインは、BTSと並ぶバンコクの便利な交通手段です。駅構内にはエアコンが効いていて涼しく、快適に移動することができます。

MRT(地下鉄)ブルーラインとは?

2004年7月に開場した、バンコクのオフィス街と住宅地を結ぶ地下鉄。渋滞知らずの便利な交通手段でMRTと呼ばれています。

チャイナタウンやチャトチャックウィークエンドマーケットに行くのに便利で、観光エリアにもアクセスできるMRTは、旅行者にとっても使用頻度が高い路線です。

「MRTペッチャブリー駅」でエアポート・レールリンク線「ARLマッカサン駅」
「MRTタオプーン駅」でパープルライン「MRTパープルライン タオプーン駅」
「MRTスクンビット駅」で「BTSアソーク駅」
「MRTシーロム駅」で「BTSサラデーン駅」
「MRTチャトチャックパーク駅」で「BTSモーチット駅」

に接続しています。

基本情報

  • 運行時間:6時~24時
  • 運転間隔:5分~10分 時刻表なし
  • 料金:距離により16~42B
  • 注意事項:駅構内・車内は喫煙、飲食が禁止されています。

駅に入場する際は係員によるセキュリティーチェックが行われ、手荷物の中身を見せながら金属探知機のゲートを通りますので、ゲート前ではすぐに荷物を見せられるよう、準備しておきましょう。

チケットの種類

MRTのチケットは3種類あります。 

  • 1回券(1回ごとの片道乗車券)
  • チャージ式のプリペイドカード(Stored Value Card)
  • 回数券式カード
    ※回数券式カードは限られた区間を利用する観光客には割高になると思いますので、今回は説明を省略します。

1回券(1回ごとの片道乗車券)

トークンと呼ばれるプラスチック磁気コインで購入当日のみ有効の片道乗車券。オセロの駒のような形をしていて自動券売機で購入し出場時に回収されます。

チャージ式プリペイドカード

購入時から5年間有効(チャージした料金は2年間有効。)のプリペイドカードです。

カード発行手数料30B+デポジット50B+運賃100B(初回チャージ額)を含む最低料金180Bで購入出来、最高2000Bまでチャージ可能。余った金額は払い戻し出来ます。

MRTチケットの買い方

1回券は紙幣が使える自動券売機(1、5、10貨幣と20、50、100B紙幣対応)で購入出来ますが、1枚ずつしか買えない上に機械の反応も遅いので、窓口で買う事をお勧めします。

チャージ式プリペイドカードは窓口で係員から購入します。

1回券の買い方

1. まずは券売機画面の右上にタイ語から英語に切り替えるボタンがありますので、英語表記に切り替えてください。

2. はじめに券売機画面上に表示された路線図で行き先に触れると料金が表示されます。

3. 次に表示された金額を入れて切符を買います。

4. 磁気コイン式の切符が出てくるので切符を取ります。

MRT乗り方

1. 改札を通る
改札は全て自動改札になっていて、1回券のコイン、カードを改札機上部の車両の絵が書かれたセンサーにタッチするとゲートが開きます。

ゲートは閉まるタイミングが早いので素早く通り抜けてください。

【TIPS】
スーツケースなど大きな荷物を持っている時は、係員を呼び、自動改札横にある広いゲートを手動で開けてもらいましょう。通り抜ける前にゲートが閉まって挟まってしまう事がありますので、無理をせず係員に頼みましょう。妊婦や老人、小さな子供連れもこの方法を利用しています。

2. ホームに出る
行き先は終着駅で表示されていますので、駅名が書かれた案内ボードで進行方向を確認しましょう。

ホームは全駅ホームドアが設置され安全な作りになっています。

3. 乗車する
ホームの乗車位置で電車の到着を待ちます。ドアは自動開閉で降者が優先です。

車内は寒いくらい冷房が効いていますので、冷房が苦手な人は羽織るものを用意した方が良いでしょう。

4. 下車する
車内のモニターやアナウンスで停車駅を確認して降ります。アナウンスはタイ語と英語が流がれます。

5. 改札を出る
下車したらEXITの表示に従って改札フロアに行き、改札前の案内図で出口番号を確認してから出口に行きましょう。

出場時、コインの場合は投入口にコインを入れるとゲートが開きそのまま回収されます。

カードの場合は上部の車両の絵が書かれたセンサーにカードをタッチすると、ゲートが開きます。

MRTの路線図

MRT路線図

快適に乗車するためのポイント

バンコク市内の人口と観光客の増加により、MRTチケット売り場は大変混み合っています。

チケットを買う際も長蛇の列になり、購入するまでに5~10分程度時間がかかってしまうこともありますので、旅行中頻繁にMRTを使う予定の人はチャージ式プリペイドカードの購入をお勧めします。

カード発行手数料30Bはかかりますが、毎回列に並ばずに済みますので、とても便利なカードだと思います。

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