ムアンボーラン(MUANGBORAN)

ムアンボーラン(muangboran)

半日でタイを一周?!遺跡、お寺好きにはたまらない「ムアンボーラン」をご紹介します。

「ムアンボーラン」とは?

遺跡やお寺が大好きで時間が無いけど、タイ全土の建造物を見てみたいという人に朗報です。

バンコク市内からタクシーで1時間位のサムットプラカーン県にある「ムアンボーラン」はタイ全土にある、遺跡や寺院など歴史的な建造物の精巧な複製を128万平米の敷地に配置したテーマパークです。

遠くてとても行けそうにない憧れの遺跡でも、こちらでしたら半日で見て回ることが出来ます。

建造物は忠実に再現されておりほぼ原寸大で作られています。

しかもテーマパークの敷地自体もタイの国土と同じ形をしていて実際の場所と同じところにその土地の複製があるというから驚きです。

「ムアンボーラン」のオーナーは輸入車の販売で財を成し自国の文化を広く伝えるためにこの施設を作りました。

「ムアンボーラン」とはタイ語で「古代都市」という意味で、1963年にオープンした当初の建物は80棟程度でしたが、現在では約120棟と見応えのある数になっており、現在でも増築されています。

ムアンボーランのチケットを購入しよう

「ムアンボーラン」の門から奥へ進むと左手側に受付事務所があり、ここで入場のチケットを購入します。

外国人のチケット料金は大人700B。

この料金には自転車1日レンタル料と、トラムカートでのガイド付き園内ツアーが含まれています。

地図と英語の音声ガイドの機械を渡され、受付後にスタッフがカートで遺跡入口の門のまで連れて行ってくれます。

下車後にトラムカートで巡る園内ツアーの集合時間を告げられますので、時間まで自由に館内を見学します。

トラムカートで巡る園内ツアーは園内に数箇所トラムカート乗り場がありますので、各乗り場から途中参加も出来ます。

参加人数により見学時間にバラつきが出ますので、やはり最初から参加することをおすすめします。

敷地は広大で徒歩での見学は無理ですので、レンタル自転車を借り園内を回ります。

ムアンボーラン園内の様子

地図を見ながら自転車で遺跡を回り、最初に訪れたのがスタート地点から近い、タイ南部地方の建築物「ナコンシータマラート」の仏塔と「スラタニ」の仏塔でした。

トラムカートでのツアーに含まれていない、遠くの場所から回ることにし、タイ東北部(イサーン地方)とカンボジア国境近くにあるにある「パノムルン」遺跡を巡りました。

実際は死火山の山頂にあるクメール遺跡で、アクセスも悪いため、行きづらい場所と言われていますが、園内でも小高い丘に寺院は建てられ、美しく装飾されクメール建築がしっかりと再現されていました。

プラーサート・プラウィハーン

次にタイクメール遺跡が点在するシーサケット県の「プラーサート・プラウィハーン」を見学しました。

タイとカンボジアの国境地帯にあるこの寺院は1962年に行われた裁判でカンボジア領であると決定されましたが、参道と階段がタイ側にありますのでタイ側から訪れる人が多く、タイとカンボジアの両方から入場料の支払いを求められるという複雑な寺院でした。

2008年ユネスコによりカンボジア側の呼び名「プレアヴィヒア」でカンボジアの世界遺産に登録されてから、タイ側が強い反発をし国境封鎖をした為、タイ側からは行けなくなりました。

2011年には両国が武力衝突し、2013年11月に寺院周辺の土地もカンボジアに帰属すると判断されようやく決着がついたそうです。

タイ語、カンボジア語の両方で「神聖な寺院」という意味のこの寺院は、断崖絶壁に建つ城砦のような遺跡として有名ですが、園内でも崖を作りしっかりと断崖絶壁にし、驚嘆する程精巧な寺院が建てられていました。

山頂からの眺めは良く建物に風格があり、早くもこの寺院を見ただけで「ムアンボーラン」に満足してしまいました。

ムアンボーランでの食事

ちょうどお腹も空いてきたので、アユタヤ県の水上マーケット内にある食堂で昼食を取ることにしました。

カオ・パット・ガパオ・ガイ( 鶏肉のホーリーバジル炒めご飯)を注文したところ、とても美味しくローカルな辛い味付けがされていたので、満足しました。

テーブルのすぐ近くで調理をしていましたので具材を炒める際に出た、唐辛子の煙が目にしみたのが辛かったです。

水上マーケットにはレストラン以外にもお菓子やお土産物も売られており、のんびりした気分で食事休憩が取れました。

トラムカートでのツアー

約束の集合場所に行き、トラムカートでのツアーが始まりました。

ガイドをしてくれたスタッフのお兄さんはトラムカートを運転しながらタイ語で遺跡の説明をしてくれます。

外国人は受付で借りた英語での音声ガイドの機械をオンにし説明を聞きます(残念ながら日本語翻訳はありませんでした)。

ドゥシットマハプラサート宮殿

ドゥシットマハプラサート宮殿

最初にタイ南部の伝統工芸品とタイ土産が販売されている昔の商店街、「オールドマーケットタウン」を見学した後、バンコクの王宮内で最初に建てられた「ドゥシットマハプラサート」宮殿に行きました。

ラマ1世によって建てられ、真っ白な壁に黄金で装飾された7層構造の屋根にはガルーダの紋章のついた王座があり、王室の葬儀などの行事を行う宮殿として有名です。

建物の中の様子は赤と金を基調とした色彩に当時の暮らしが描かれた壁画もあり、私が以前、王宮観光をした際「ドゥシットマハプラサート宮殿」は中に入るだけでなく、立ち入り禁止になっていて目の前に行くことさえ出来ませんでしたので、こちらでじっくり見学出来て感動しました。

サンペット・プラサート寺院

サンペット・プラサート寺院

次にアユタヤ県にあった「サンペット・プラサート」寺院に行きました。

上品なグレーの屋根が特徴のこの宮殿は1767年のビルマ侵攻によりアユタヤ王朝が壊滅的な打撃を受けた際、跡形もなく燃失してしまったそうです。

現在もアユタヤでは復元されること無く、跡だけが残っています。

しかし、こちらのムアンボーランでは当時の文献を元にこの宮殿を再現したそうで、オーナーの並々ならない情熱を感じてしまいました。

サンペット・プラサート寺院

宮殿の中の様子は赤と金を基調とした装飾が施されとても素敵でした。

ワットチェンコーン

しばらくトラムカートで走ると、タイ東北部のメコン川を挟んでラオスと国境近くにある、チェンライ県の「ワットチェンコーン」が見えて来ました。

釘を一本も使わずに建築した匠の技が光る建造物です。

建物は 風通しが良く風が吹き抜ける構造になってますので、ファンが回っているような涼しさでした。

「pavilion of the enlightened」悟りの離れ

pavilion of the enlightened 悟りの離れ

最後にムアンボーランの見どころと言える「pavilion of the enlightened」悟りの離れ、緑と金の美しい建物に行きました。

はっきりとした色彩のタイ建築ですが、どこか中華系な雰囲気があるこの建物は映画に出て来そうな豪華さで、この場に自分が居るのが不思議な位の感覚になってしまいました。

素晴らしい建物を見ることが出来て本当に良かったです。

半日でタイ一周旅行!

いかがでしたか?

アユタヤ遺跡、クメール遺跡などまるで実物のように見事に作られている「ムアンボーラン」は実物では遠い地にある聖域だったり、保護の為に入れない建物もありますが、こちらでしたら気軽に楽しめますので、半日でタイ一周旅行ができる究極のテーマパークとして、一度訪れてみてはいかがでしょうか?

  • 住所:296/1 Sukhumvit Road, Bangpoo Subdistrict, Samut Prakan 10280, Thailand
  • アクセス
    • BTSサムローン駅からタクシーで25分
    • バンコク市内からタクシーで1時間
  • 営業時間:9時から19時
  • 料金:(外国人)大人700B 子供350B
  • 公式HPMUANGBORAN(英語)

※料金は変更になる事がありますので、公式サイト(Admission fee)で事前にご確認下さい。

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