タイのマナー – 独特のしきたりや習わし

タイのマナー

信心深い仏教国であるタイには独特のしきたりや習わしがあります。

旅行者として最低限知っておきたいタイのマナーやタブーについて学び、失礼のないよう気を付けましょう。

王室には敬意を払う

タイには不敬罪があり、王様や王族に対して侮辱的な振る舞いをすると外国人でも罰せられます。

皇室関係の施設を観光する時も服装や言動には注意を払い、絶対に失礼なことを言わないようにしましょう。

頭には触れない

体の部位の中で一番上にある頭は、精霊が宿る神聖な場所と信じられていますので、親愛の気持ちを込めていても軽々しく触ってはなりません。

他人に頭を触られるのは侮辱的な行為にあたりますので、子供の場合でも頭は撫でないように気をつけましょう。

足の裏は不浄なもの

足の裏は体の部位の中で一番下にあり不浄な場所とされています。

足を机に乗せる行為や、人に足の裏を向けたり、人の足をまたぐのも厳禁です。

満員電車の中を移動したい時などは一言声をかけて足をずらしてもらってから通るようにし、家や日本料理店の座敷で靴を脱ぐ際も、自分以外の靴を触ったり、友人の靴を揃えたりするのはやめましょう。

左手で物を渡すのは失礼

タイの人にとって左ってはトイレで使う不浄の手です。

その左手を作って握手したり、指差したり、物を渡したりするのは避けましょう。

タバコを吸う場所に注意

ホテルやレストラン、デパートなどエアコンが効いている屋内、公園などの公共の場での喫煙が禁じられ、公共施設の大半が禁煙となっています。

違反すると最高2000Bの罰金が課せられます。

タバコを吸いたい時は喫煙所を探し、レストランなどでは店員に確認をしてください。

ゴミのポイ捨ては厳禁

バンコクをはじめタイの都市部では条例によってゴミやタバコの吸殻のポイ捨てが禁止されています。

繁華街などでは警察官による監視も行われており、捕まると最高2000Bの罰金を課せられます。

飲酒に制限あり

寺院内や公園、バスなどの公共の場での飲酒は禁止です。

販売時間は11時から14時、17時から24時のみで、販売時間外はスーパーやコンビニもアルコール関係のコーナーは布がかけられたり、張り紙が貼られ販売中止になっています。

仏教行事、祝日や選挙前、選挙当日は酒類の販売が禁止され、パブやクラブはソフトドリンクのみ提供したり、閉店する店もありますので注意が必要です。

また、禁酒日はホテル代が安くなる事もあり、高級ホテルほどその傾向が顕著になりますので、外でお酒を飲まない人は禁酒日を狙ってタイ旅行の日程を組んでも良いかもしれません。

禁酒日でも、家やホテルの部屋でお酒を飲むことは禁止されておらず、公共の場での飲酒や販売規制がされているだけですので、お酒を飲みたい人は事前に購入し、ストックする人もいます。

禁酒日とは飲んではいけない日というよりも、店で提供してはいけない日というとらえ方がされています。

寺院での露出は避けよう

神聖な場所である寺院は、短パンやサンダルミニスカートやタンクトップなど露出の多い服装では入場できません。

肌を隠すための布を貸し出す寺院もありますので、寺院観光の際は、肌の露出を抑えた服装を心がけましょう。

僧侶への配慮

タイの僧侶は女性との接触や、人目に触れない場所で二人きりになるのも禁止されています。

もし戒律を破ると修行で積み上げた徳が消えたとみなされてしまいます。

人混みですれ違う時は僧侶に触れないよう注意が必要です。

僧侶が通り過ぎるまで動かないで道を譲る女性もいます。

気軽に話しかけたり写真を撮ったりする行為は控え、交通機関には僧侶専用のシートもありますので、座らないようにしましょう。

タイの挨拶は合掌(ワイ)

日本のお辞儀にあたる仕草として、タイには合掌(ワイ)があります。これは胸の前で手を合わせる動作で相手に敬意や感謝を示し、挨拶にも使われています。手は自分側に引き寄せ、脇を閉めるのが美しい形と言われています。

目下の者が先に合掌を行い、相手がそれに合掌を返すのが基本です。

相手が僧侶なら合掌した親指がこめかみに届く位置、目上や身分の高い人なら鼻の頭付近、目下なら胸の前で合掌します。

ホテル従業員やショップの店員から合掌されたら微笑みながら胸の前で合掌を返すようにしましょう。

国歌が流れる時間は直立不動

駅や公園など公共の場所で、1日2回、朝8時と夕方6時に国歌が流れます。

タイでは国歌が終わるまで足を止めて直立姿勢で動かず、国家、王室への敬意を表す風習があり、映画館でも映画上映前に国王賛歌と王様の映像が流れ、同じように皆起立します。

街中で国歌が流れた際、それを知らない外国人は動いていますが、タイの人は皆止まっています。

外国人だと動いていても何も言われませんが、出来れば周りの様子を見て同じように敬意を表したいものです。

人前で怒ったり大声を出すのはダメ

タイの人は人前で自分の失敗を非難されるのを極端に嫌がり、プライドを傷つけられた、恥をかかされたと思います。

怒られることに慣れていないうえ、大声を出されるのも苦手です。

こちらが正しい事を言っていても、怒ったり大声を出したりする行為は下品であると軽蔑されることもあります。

不手際があった際は、穏やかな口調でこっそりと相手に伝えましょう。

チップは必要?

タイにはチップの習慣があり、高級ホテルやレストラン、マッサージなどで快適なサービスを受けた時はチップを渡しましょう。

20Bから100B程度が相場です。

元々サービスチャージとして10%のチップが初めから会計に含まれている店やローカルな食堂、屋台などでは不要です。

食事の際のマナー

タイの人は食事の際、スプーンを右手にフォークを左手に持ち、スプーンとフォークを使って、おかずを一口大にして食べます。大きな状態で口に入れません。

また、お茶碗を持ち上げたり器に口をつけて食べるのは行儀が悪いとされ、汁物はスプーンですくって飲みます。

麺料理を食べる時も日本風に、麺をすすって音を出すのは下品と言われますので、人前では出来るだけ音を出さないよう気をつけましょう。

タイの人はレンゲに麺を乗せ、口に運びます。

周りを見るとレンゲの上に少量の麺を乗せ上手にちゅるんと食べていますので、見れば食べ方のコツが分かると思います。

郷に入っては郷に従え、マナーを守って楽しく過ごそう

いかがでしたか?

国が違えばしきたり、習わしも全然違いますので、はじめてタイの事情を知ると驚くことが多いでしょう。

タイを訪れる人には是非知って頂きたい事柄を載せましたので、トラブルを避け、マナーを守れる良き旅行者として、タイ旅行を楽しんで頂けましたら幸いです。

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