サムットプラーカーン・クロコダイル・ファーム&ズー

サムットプラーカーン・クロコダイル・ファーム&ズー

バンコクはワット・ポーや水上マーケットなど様々な観光名所が多くありますが、タイを代表する動物たちに出会える少し珍しい場所が、バンコクの隣県サムットプラカン県にある「サムットプラーカーン・クロコダイル・ファーム&ズー」です。

バンコク市内からタクシーで約1時間(300~350B)位で行け、BTSサムローン駅からはタクシーで約30分(100~150B)の距離にあります。

元々はワニ革を得る為のワニ養殖場でしたが、現在は動物園が併設され、ワニをはじめ、トラや象、クマ、カバ、孔雀、チンパンジー、オラウータン、ダチョウなど様々な動物がいる動物園になっています。

施設は老朽化が進み、かなり寂れていますが、短時間で色々な動物との触れ合いも出来、動物好きな人にとって穴場ではないかと思います。

最大の見所はワニのショーです。

サムットプラーカーン・クロコダイル・ファーム&ズー ワニのショーこの園の最大の見所はワニのショーです。

ベテランの調教師が、最初に無事を祈るお祈りをしてからショーは始まります。

棒でワニに口を開ける合図をし、ワニの開いた口に手を入れたり、自分の頭を突っ込んだりして迫力あるショーを繰り広げます。

ワニが大きく開けた口を閉じる際に「カコンッ」と力強く大きな音がしますので、もし噛まれてしまったら大怪我をしてしまいそうで、初めはヒヤヒヤしました。

調教師は時にスリリングに、時にコミカルに演じ、大技を決めると、観客から拍手喝采とチップの投げ込みがあり、盛り上がりを見せています。

ショーは頻繁に行われ、1時間に1回ぐらい開催されています。

世界最大規模のワニ園

サムットプラーカーン・クロコダイル・ファーム&ズー ワニのショー ワニの飼育こちらのワニ園は世界一のワニ飼育数を誇るそうで、クロコダイルショーのステージの横にワニの池があり、数え切れない程のワニがいます。

ワニは夜行性ですので、昼はほとんど動かず、おとなしくしており 、時たま口を開けたり、すごい水音を立てて泳ぎ出したりするワニが数頭いるくらいでした。

子供のワニを飼育している場所もありましたが、みんな揃って日向に出て、口を開けて休んでいました。

子供のワニだとサイズも小さいので口を開ける姿が可愛かったです。

この園では、ワニへの餌やりも出来、長い棒に鶏肉を取り付け餌やりをします。

鶏肉を見たワニ達は、さっきまで静かだったのに、急にスイッチが入ったように食事モードになります。力強い歯で豪快に鶏肉を食べるワニは、やはり怖い動物だと思いました。

象のショーもある

ワニのショーが終わったらすぐミニトロッコに乗って移動すると、園の端にある広場で開催される象のショーに間に合います。

知っている人達はすぐにトロッコに乗り込みますので、園内が混み合っている時は、トロッコの席はあっという間に満席になってしまう事もあります。

ショーでは象がボールを蹴ったり、決めポーズを作ったり、お絵描きする姿が見られます。象に触れたり、餌をあげられるので人気があり、象乗り体験は一周3分弱ですが、50Bと割安に乗れますので、良い体験になると思います。

虎との記念撮影も出来ます

ワニ、象に次いで人気なのが虎です。

入口からすぐの場所に大きな虎との記念撮影が出来る撮影所があり、料金は200Bと割安でした。

係員が横にいながらも、時々、右へ左へゆっくりと歩く虎の姿に野生の獣の風格を感じました。

別に飼育されている虎の檻も近くにあり、檻越しにこちらをじっと見つめる虎も迫力があり、恰好良かったです。

孔雀も近くで見られる

サムットプラーカーン・クロコダイル・ファーム&ズー ワニのショー 孔雀十数羽の孔雀も飼育されており、シーズンだったのか、全てのオスの孔雀が羽を広げ震わせ、メスに求愛している光景を目にしました。

はじめ一羽だけがパッと羽を広げ、それから次々に他の孔雀も羽を広げ出し、フルフルと音がするほど 羽を震わせてメスにアピールしていました。

多くの孔雀が同じように羽を震わせたこの瞬間を見られたのは、とてもラッキーだと思いました。

レストランにはワニ料理が!

園内のレストランには、普通のタイ料理とワニ料理店がありました。

クロコダイルスープ、クロコダイルステーキ、クロコダイルバーガーがあり、ローカロリー、ローファットと書かれていましたが 、チャレンジする勇気が無く、残念ですが店の前を通り過ぎてしまいました。

ワニ製品のショップも

園入口にはワニ製品のショップもあり、バッグ、 財布、ベルトなどが売られていました。

こちらのワニ園は世界中にワニ革を供給しており、安価で質の良いワニ製品の購入が出来ると有名です。

輸出許可証の発行も有料でされていますので、興味のある方はお店を覗いて見て下さい。

まとめ

いかがでしたか?

ワニだけでなく他の動物たちとも出会えるこちらのワニ園は、動物たちとの距離も近く、観光客にとって貴重な体験が出来る場所だと思います。

バンコク市内から1時間の場所にありますので、足を伸ばしてみて下さい。

  • 住所:10280 555 moo 7, taiban,Amphur Muang ,Samut Prakan
  • アクセス:バンコク市内からタクシーで1時間(300~350B)
    ※BTSサムローン駅からタクシーで約30分(100~150B) タクシーに乗る際は「クロコダイルファーム」と言っても通じない運転手もいますので、「ファーム・チョラケー・サムットプラーカーン」と言ってみて下さい。チョラケー[]とはタイ語でワニの意味
  • 営業時間:8時〜18時
  • 定休日:なし
  • 料金:大人300B 子供200B(外国人料金)

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