バンコクには「スワンナプーム国際空港」と「ドンムアン国際空港」の2つの空港があります。
近年、日本とタイを就航するLCC(格安航空会社)の増便に伴い、LCC便が発着する「ドンムアン国際空港」を利用する観光客が増えてきました。
そこで今回は「ドンムアン国際空港」のおすすめの土産ショップや、格安な穴場的フードコートをご紹介したいと思います。
目次
「ドンムアン空港」の建物はどうなっているの?
「ドンムアン国際空港」は、1つの建物内に国際線の「第1ターミナルビル」と、国内線の「第2ターミナルビル」があります。
第1、第2ターミナル内は行き来できますが、海外からの旅行者がタイへの発着に利用するのが「第1ターミナルビル」ですので、今回はそちらのご案内をいたします。
出発フロアにあるお土産店「オートップ(OTOP)」
国際線のチェックインカウンターが並ぶ、2階の出発フロアには、タイ政府がプロデュースする土産店「オートップ(OTOP)」があります。
「オートップ」とは、タイ政府がすすめる「一村一品運動」のことで、全国76県7,000以上の村が登録し、1村につき1種類の主要製品を作っています。
そのようにタイ全土の選りすぐりのお土産を集めたお店が空港内にありますので覗いてみましょう!
高品質なタイ土産をお探しの方におすすめの店で、店内には、食品やアクセサリー、雑貨、工芸品が並びます。
タイ土産として人気の高い「ドーイカム」のドライフルーツもあり、マンゴーやイチゴ、グァバなど小さいパックのものは1袋20〜30Bで購入出来ます。
また、私がお気に入りのチョコレートかけされたドライバナナのお菓子「バナナ・ソサイエティ」も105Bでありました。
入国審査を終えて、ゲートを抜け免税店に入ってしまうと、お土産品は全て割高になってしまいますので、こちらの店は、最後にバンコク市内と同じ価格で物が買える、貴重な場所となります。
安くて穴場的な空港内のフードコート
空港ターミナル内で食事をしようとすると、値段の高い店ばかり並んでいますが、実は、少し離れた場所に安くて穴場的なフードコートがあるんです!
それは空港職員御用達の「マジック・フード・ポイント(Magic Food Point))」。
こちらのフードコートには「ガパオライス」や「タイラーメン」 などローカルフードがたくさん!バンコクを発つ前、最後にリーズナブルなタイ料理を食べたいという方にピッタリです。
「マジックフードポイント(Magic Food Point)」 の場所は、第1ターミナルに隣接した空港ビルにあります。
第1ターミナルのG階(1階)の団体出口を出て、銀行を通り過ぎ、建物沿いを100メートルほど歩くと、看板が見えてきます。
知らなければ普通の空港利用者は通る事の無い目立たない場所です。
フードコートの利用の仕方ですが、はじめにキャッシャーでクーポン券を買って、食事の支払いはそのクーポン券を使います。
もし、券が余った場合は、キャッシャーで返金してもらうシステムです。
「ガパオライス」や「カオマンガイ」、「パッタイ」、「タイラーメン」、「マンゴーデザート」などの店が並び、40〜100B程度で食べられます。
タイ語が分からなくても、メニュー写真には番号が振られていますので、番号を伝えるだけで簡単にオーダーする事が出来ます。
免税店「キングパワー(King Power Duty Free)」
出国審査(イミグレーション)を済ませ、手荷物検査を終え、ゲートを抜けると免税店「キングパワー(King Power Duty Free)」があります。
店内には、化粧品、石鹸、衣料品、タイシルク、手工芸品、お菓子などが売られています。
食品系のお土産では、「バンコククッキース」 というお米のお菓子が人気です。
「トムヤム味」や 「蟹カレー味」、「ラープ味」など代表的なタイ料理の味付けが楽しめます。
全種類、試食もありますので味見が出来て安心です。
その他「トムヤム味」のプリッツ、そして、マンゴーやドリアンのドライフルーツなどもありました。
タイのオリジナルスパブランドの店
タイのオリジナル・スパブランドが集まっているお土産店が「Souvenir Shop By The Mall Skyport」。
店頭にはアロマが焚かれ、「ハーン(HARNN)」「パンピューリ(PANPURI)」「ターン(THANN)」「ディヴァナ(divana)」などのタイのスパブランドが並んでいました。
アロマディフューザーやルームスプレー、ハンドクリーム、ボディケア用品などが揃い、「ハーブ大国タイ」ならではの独特で心揺さぶられる香りが楽しめます。
アロマグッズは割と重量があり、液体物だったりして荷物預け入れの時に気になりますが、すでにスーツケースも預けてしまい身軽ですので、荷物の重さなどを気にする事無く、こちらでは最後の買い物が楽しめますね。
「ナラヤ(NaRaYa)」
リボンバッグで有名なタイの人気ブランド 「ナラヤ(NaRaYa)」があります。
お土産としても喜ばれるこちらのバッグは200~500B前後、小物やポーチ類は100Bくらいで販売されています。
リーズナブルな値段ですので、ポーチや小物入れをサイズ違い、デザイン違いで揃えたりしても良いですね。
「ジム・トンプソン(JIM THOMPSON)」
高級タイシルクの店「ジム・トンプソン(JIM THOMPSON)」もナラヤの近くにあります。
スカーフは3000B前後、バッグは2000B前後、ポーチ類は800〜1000Bで買う事が出来、タイ旅行の記念に自分用に買ったり、大切な人へのお土産としても選ばれています。
タイの蚕は日本の蚕よりも太い糸を出しますので、光沢があり、美しく華やかな印象です。
最後のショッピングを思いっきり楽しもう!
いかがでしたか?
事前に「ドンムアン国際空港」内のことを知っていると、少し安心しますよね?
職員用のフードコート「マジック・フード・ポイント(Magic Food Point))」 は穴場ですので、知っていると何かと便利です。
空港はバンコク出発前、最後にショッピング出来る場所ですので、思いっきり楽しみましょうね!
- 住所:Don Mueang International Airport, Wipawadi-rangsit Road, Bangkok