タイ旅行の際に、気になる事の一つが、現地の通貨の事だと思います。
「どこで両替したらいいか」、「最初いくらぐらい用意するべきか」など気になりますよね?
今回は、タイの通貨や、両替についてご紹介いたしますので、疑問に思う点を旅行前にチェックしてみて下さい。
目次
タイのお金は「バーツ」
タイの通貨単位はバーツです。
英語にすると「BAHT(THB)」と表記します。
タイのお金はいずれの紙幣、硬貨にも、故プミポン国王(ラーマ9世)が描かれていますが、2018年より順次ワチラロンコーン国王(ラーマ10世)に切り替わっており、市内には新旧両方の紙幣、硬貨が流通しています。
タイのお金の種類
紙幣
タイバーツの紙幣は、1000バーツ(茶)、500バーツ(紫)、100バーツ(赤)、50バーツ(青)、20バーツ(緑)があります。
硬貨
タイバーツの硬貨は、10バーツ、5バーツ、2バーツ、1バーツがあります。また、使用頻度は低いですが、サタンという補助通貨があり、50サタンと25サタン硬貨があります。(100サタン=1バーツ)
レートと物価はどのくらい?
バンコク市内で両替する場合、1バーツ=約3.5円です。(2018年10月現在)※為替は日々変動しますので、渡航前に再度ご自身でご確認ください。
また、タイの物価は日本の3分の1くらいと言われていますが、ここ数年で、急激に物価が上昇していますので、食費や交通費が安いぐらいで、そこまで安くはありません。
タイで両替した方がレートが良い
日本で両替してくるよりも、現地で両替した方がレートが良いので、現地での両替をおすすめします。
また、空港よりもバンコク市内の方がレートが良いので、空港では、必要最低限の金額(1万円ぐらい)を両替し、残りは市内で両替しましょう。
バンコクの「スワンナプーム空港」や「ドンムアン空港」から市内まで移動する際、交通費は、タクシー移動で350~400B程度、「スワンナプーム空港」と市内とを直接結ぶエアポートレイルリンクで移動すると、15~45Bかかります。
また、スマートフォン用の現地のsimカードや、飲み物などを買うお金も必要ですので、1万円くらいを両替しておくと安心です。
現金でバーツに交換する場合は、手数料はかからず、空港の両替ショップは、24時間営業ですので、深夜到着便でも両替出来ます。
両替の仕方
両替ショップには、各国の通貨ごとに「BUYING」と「SELLING」のレートが書かれています。
日本円からバーツに交換する際は「BUYING」のレートを確認します。
日本円とパスポートを提示すると、タイバーツに両替してもらえ、レシートにサインを求められます。
最後に、レシートに表記された金額と渡されたバーツとが合っているかどうか、必ず確認しましょう。
帰国の際、バーツが思いのほか残った時に、「バーツから日本円」への両替は、レートがかなり悪くなってしまいます。
出来れば、 一度にまとめて両替せず、あとどのくらい必要かを考えながら、少しずつ両替した方が良さそうです。
両替出来る場所
空港
24時間両替が出来ます。タイに到着したら、まずは最初に空港で少額両替しましょう。
街中の両替所
「Super rich」という両替所が特にレートが良く人気。
BTSの駅や、ショッピングモール内に店舗があります。
営業時間も10時から21時までと長いので便利です。
銀行
ショッピングモールなどに支店があり、見つけやすい。レートはあまり良くないのが難点です。
ホテル
レートは良くないですが、フロントで24時間両替が出来ますので、安全で便利。宿泊客のみ対応している場合が多いので注意して下さい。
小銭を用意しておく
タイではタクシーやトゥクトゥク、バスの支払いの際は、高額紙幣の1000バーツを渡すと、お釣りの用意がない事もあります。
支払いは小額紙幣が基本となりますので、両替の際に細かくくずしてもらうと、後々便利です。
チップの目安
強制ではありませんが、タイにはチップの文化があります。
目安としては、ホテルのベルボーイに渡す金額は20バーツ、ベットメイキングのメイドには20~50バーツ、マッサージ師には50~100バーツ。
レストランはあらかじめサービスチャージが加算されている店ではチップは不要です。
あとはお釣りの小銭をチップとして置いていっても良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
海外のお金は使い慣れるまでに時間がかかりますので、徐々に慣れていくしかありません。
まだタイバーツに慣れていない時に、タクシーで高額紙幣を渡して、お釣りをもらい忘れたり、チップとして誤って高額紙幣を渡してしまうこともありますので、支払いの際は、一度確認してから支払いをする癖をつけるようにしましょう。