高級タイ料理からB級屋台グルメまで、バンコクでは様々な料理が食べられます。
食べたい料理の種類と予算に応じて店を選び、レストランを使い分けましょう。
庶民の味にチャレンジしたい時や、ちょっとおしゃれなディナーを楽しみたいなど、気分やシチュエーション別に、タイ料理を満喫出来るレストランの種類をご紹介いたします。
目次
どんな店があるの?
バンコクで食事が出来る店は、レストラン、食堂、フードコート、屋台の4種類に分けられます。
この料理が食べたい!と思っていても、お店の選択を間違うと、その料理は扱っていないという事があります。
それぞれの特徴や予算をチェックして、美味しいタイ料理を堪能しましょう。
レストラン
英語が通じる店が多く、英語表記のメニューがあり、食器や盛りつけ、店の雰囲気なども趣向を凝らしています。
注文時にまず飲み物を聞かれ、先に飲み物を持って来てくれますので、飲みながら、ゆっくりと食べたい料理が選べます。
料理の種類も豊富で、写真付きメニューを用意しており、指差しで簡単に注文が出来ます。
日本人が多く訪れる店では日本語メニューもあり 、オーダーする際も安心です。
見た目も美しく、美味しいタイ料理を雰囲気の良いレストランで味わう事が出来ます。
- 予算:
1人最低400B程度
サービス料として10%が利用代金に加算されます。
また、高級店やホテルのレストランでは、サービス料10%加算後の料金に7%の付加価値税(VAT)がかかりますので、計17%以上の料金が利用代金以外にかかります。 - 例:
利用代金 1,000B×10%=1100B
1,100B×7%=1177B
合計金額 1,177B
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食堂
個人経営の小さな店が多く、見た目はあまり豪華ではありませんが、美味しい料理が手軽な価格で食べられます。
タイの食堂は、あらかじめ作った料理を店先に並べて販売する食堂と、注文に応じてその都度調理する注文食堂があります。
更に注文食堂は2種類のタイプがあり、メニューの用意がある店では、その中から料理を選ぶことが出来ます。
メニューの用意が無い店では、はじめから「トムヤムクン」などと、食べたい料理をオーダーしたり、食材を眺め、使う具材と調理法を指定し、味付けを伝えなければなりませんので、ある程度タイ料理の知識が無いと注文が難しいかもしれません。
- 予算:
1人最低200B程度
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フードコート
多数の屋台を一箇所に集めた食堂街。
ショッピングセンターやデパートの中の地下や上の階に位置していますので、探しやすく、路上にある屋台の衛生面に不安がある人でも、安心して屋台料理が食べられます。
料理の写真付きで英語表記もあり、料理ごとに番号が振られていますので、番号を伝えるだけで注文することが出来、屋台料理デビューをしたい人が気軽に利用出来る食堂街です。
クーポンカードをフードコート内のカウンターで購入し、食べたい料理の写真が貼られている店の前に並びます。
クーポンカードで料金を支払い、食べ終わったらカウンターにクーポンカードを持って行き、残金を返金してもらいます。
人気の屋台料理が一箇所で全部見られますので、観光客に大人気です。
- 予算:
1品50B〜100B
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屋台
人が多く集まる市場などで店を開く屋台は、タイ料理を知る上で欠かせない存在です。
早朝から昼にかけて営業する店と、夕方から違った場所で営業する店があり、売り切れ次第終了となり、ずっとオープンしている訳ではありません。
また、屋台には惣菜屋台と一品だけを扱う専門屋台があります。
惣菜屋台
地元の人が食べている「本場のカレーが食べてみたい」「郷土料理も食べてみたい」という人に向いている屋台が惣菜屋台です。
カレーや野菜炒めなどを指差しで2〜3種類選び、白いご飯にかけてもらいます。
料理名が分からなくても、たくさんの料理の中から好きなものを選び、 簡単に注文が出来ますので、初心者向けの絶好の屋台です。
専門屋台
単品で勝負のこだわりを持つ屋台。
麺なら麺のみ、ご飯ものならご飯もののみなど専門店が多いのが特徴です。
素材は下ごしらえが済んでいますので、注文すると素早く料理が出て来ます。
タイラーメン、パッタイ、炒飯、お粥、ソムタムなどの屋台があり、人気店は行列が出来ていますので、どの店が美味しいのか、すぐに見分けが付きます。
- 予算:
1品40B 〜80B
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最後に
いかがでしたか?
バンコクには、タイ全土の美味しい料理が集まっており、高級店から庶民的なお店まで全て揃っています。
タイの食文化に触れ、存分にその味を楽しむには、それぞれのレストランの特徴を知る事が大切です。
上手にお店を使い分けて、名物料理を堪能しましょう。