「ガイヤーン・ラチャダー」は、タイの東北(イサーン)地方の伝統料理、「ガイヤーン(焼き鳥)」の専門店です。
今話題のナイトマーケット「タラート・ロットファイ・ラチャダー」からもほど近い場所にあり、アクセス良好で、地元のタイの人達に人気があります。
今回は、「ガイヤーン・ラチャダー」の名物料理の「ガイヤーン(焼き鳥)」と、タイでしか食べられない「プラードゥック・ヤーン(焼きナマズ)」など魅力的な料理をご紹介したいと思います。
目次
「ガイヤーン・ラチャダー」とは?
「ガイヤーン・ラチャダー」とは地元のタイの人達で賑わっている、「ガイヤーン(焼き鳥)」の専門店です。
「ガイヤーン・ラチャダー」の場所は「MRTタイカルチュラルセンター駅」から徒歩3分の「エスプラナーデ」という商業施設のすぐ横にあります。
人気のナイトマーケット「タラート・ロットファイ・ラチャダー」とも近い場所にありますので、マーケット散策の前後に食事が出来るおすすめのお店です。
店内の様子は?
カジュアルな雰囲気の店内は、夕方以降に行くと、いつも混み合っています。
座席に案内されると、席にはメニューが書かれた注文用紙(全てタイ語)と鉛筆が用意されています。
タイの人達は用紙にチェックして店員に渡しますが、観光客には写真付きのメニューを出してくれますので、指差し注文が出来ます。
実際に注文したメニュー
ガイヤーン(60B〜180B)
この店の代表メニュー「ガイヤーン」とは炭火焼き鳥のこと。
ナンプラー(魚醤)と、にんにくの風味が効いた甘辛いタレに漬け込んだ鶏肉を、炭火でじっくり焼いています。
皮はカリっと香ばしく、中の肉は柔らかくジューシー。
ナンプラー(魚醤)と乾燥唐辛子から作られた特製のタレを付けると、深みのある美味しさが口いっぱいに広がります。
プリプリした弾力と鶏肉の旨味が感じられ、リピーターが多いのにも頷けますね。
このお店では皆がオーダーするメニューですので、売り切れてしまう事もあります。
この日は小さいサイズ(60B)が売り切れていましたので、中サイズ(140B)を注文しました。
「ガイヤーン」と相性の良い「カオニャオ(もち米)」(15B)もセットでオーダーするのが定番です。
プラードゥック・ヤーン(50B)
「プラードゥック・ヤーン」とはナマズの炭火焼のこと。
タイでナマズは淡水魚の代表格として親しまれています。真っ黒に焼かれ迫力の見た目ですが、一口食べるとその印象は変わります。
臭みなどは全く無く、脂が乗っていて、薄黄色の身は柔らかくモチモチ。
ナンプラー(魚醤)とマナオ(ライム)と粉唐辛子(プリックポン)等で作るナムチムジェーウという専用の醤油ダレは、辛く爽やかな酸味があり、ナマズと良く合い絶妙な美味しさです。
こちらのお店でナマズの美味しさを知り、この料理にハマってしまいました。
ソムタム・タイ(60B)
ソムタムはラオスやタイで食べられている、青パパイヤを使ったサラダ。ソムタムの「ソム」はタイ語で酸っぱい、「タム」は叩くという意味です。
ナンプラー(魚醤)、にんにく、パームシュガー、唐辛子で味付けされ、爽やかな酸味と甘さ、そして後から唐辛子の辛さがジワジワ来ます。
私は「ガイヤーン・ラチャダー」ではいつも、「普通の辛さ」をオーダーしていますが、このお店味付けは、基本が少し辛めですので、オーダーの際は、辛さの確認をすることをおすすめします。
2つの炭火焼きを堪能してみよう!
いかがでしたか?
「ガイヤーン」は日本人にも人気の料理ですが、「プラードゥック・ヤーン」はあまり馴染みが無いと思います。
せっかくですので、「ガイヤーン・ラチャダー」で2つの炭火焼きを堪能してみるのはいかがでしょうか?
このお店は、外国人向けにアレンジしていない素朴で美味しいイサーン料理がたくさんあります。
一品一品の量は少なめですので、色々な料理を注文して楽しめると思います。是非、人気のナイトマーケット「タラート・ロットファイ・ラチャダー」散策の際などに立ち寄ってみて下さい!
- 住所:Ratchadaphisek Rd, Khwaeng Din Daeng, Khet Din Daeng, Krung Thep Maha Nakhon 10400
- アクセス:「MRTタイカルチュラルセンター駅」から徒歩3分
- 営業時間:10:00~23:00
- 定休日:なし