プー・パッポンカリーとはカニのカレー粉炒めの事で、中華系タイ人の人気店「ソンブーン」発祥の名物料理です。
ふんわりとした卵がカニとカレー粉を包み、タイの調味料で仕上げられたカレーは中華とエスニックを融合させた料理になります。
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どんな料理なの?
味付けに唐辛子とナムプリックパオ(チリインオイル)が使われていますが、タイ料理と言うよりは、中華料理のような感じで、刺激の少ない優しい味わいです。
味の決め手となるのは、カレー粉とナムプリックパオ(チリインオイル)で、タイの万能調味料と言われる、ナムプリックパオ(チリインオイル)は唐辛子、玉ねぎ、にんにく、大豆油、砂糖、干しエビ、タマリンドが入っており、食べるラー油に似た味で辛味付けに使われ、このオイル一つでエスニックな味付けになります。
タイの代表的な料理トムヤムクンや、海鮮炒め、炒飯、和え物の隠し味に使われています。
見た目も楽しい!
プーパッポンカリーをオーダーすると、基本は殻付きのカニが乗っていますが、殻無しで食べやすくした、カニの身(ヌアプーと言われる)だけのものも選べますので、殻付きカニの方が豪華に見えますが、食べやすさを考えたら、カニの身だけの方が良いかもしれません。
プー(カニ)パッポンカリーの他に、タレー(シーフード)パッポンカリーもあり、値段はカニの半額位で、エビ、イカ、少しだけカニが入った、同じ味付けをされたメニューもあります。
やはり、ふわふわの卵と良い感じで絡まるカニの方が美味しいと思いますが、タレー(シーフード)パッポンカリーもかなりの実力です。