バンコクでは1年を通してトロピカルフルーツを楽しむことができます。
日本でも見かけるフルーツもありますが、さすが本場、おいしいですし何よりお値段がお手頃。
バンコク旅行に来たのなら、ここでしか味わえない、美味しいフルーツを食べ尽くしましょう!
目次
マンゴー(マムアン)4月~7月
品種が豊富で熟す前の青いものから、完熟のオレンジ色のものまで、色々な味が楽しめます。
青いものはサラダにしたり、そのまま唐辛子をつけて食べる事もあり、酸味の効いたさっぱりした味が楽しめます。
完熟のものは柔らかで甘く、南国を想わせるフルーツです。
ココナッツミルク味のもち米に完熟マンゴーをのせて食べるデザート、カオニアオ・マムアンも有名です。
パパイヤ (マラコー) 通年
日本で売られているものより少し大きめで、青パパイヤはソムタムを作る際に使われます。
熟したものはオレンジ色をしていて、薄味ですがやさしい甘みがあります。
ドリアン(トゥリアン)5~8月
果物の王様といわれるドリアン。
強烈な匂いがあり、人によって好き嫌いがはっきり分かれます。
実の中はいくつかの部屋に分かれて、クリーム色の実が2個ぐらいずつ入っています。
美味しく食べる秘訣は、皮から実を出した後、すぐに食べる事です。
小分けにされたパックを買うと、味も匂いもきつく失敗します。
新鮮なものは驚くほど匂いも味もマイルドで美味しいです。
また、ドリアンとお酒の食べ合わせは死に至らないまでも、危険と言われていますので、気をつけましょう。
ジャックフルーツ(カヌン)1~5月
ドリアンのように大きく、皮にイガイガがないのが特徴です。
独特の匂いがあり、中は黄色く小さい実がいくつも入っています。
そのまま食べるか凍らせて食べても美味しいです。
ドリアン同様、お酒との食べ合わせには注意が必要です。
マンゴスチンマン(マンクッ) 5~9月
果物の女王と言われ、日本人にも食べやすく人気がある果物のひとつ。
紫色した厚い皮を両手で挟んで割ると、中からミカンのような形をした白い実が出てきます。
クリーミーで甘く、上品な酸味があります。
買う時は手で少し押して、皮が柔らかいものを選びましょう。
グァバ(ファラン)1~3月
実は硬く味も薄いのですが、ビタミンCが豊富でタイの女性に人気があります。
砂糖や唐辛子をつけて食べます。
ランブータン(ンゴッ)5~9月
赤い実に柔らかい毛がたくさん生えた姿で知られています。
クリーム色の実はしっかりしていて、ライチのような甘さと酸味があります。
釈迦頭 カスタード・アップル(ノイナー)6~8月
お釈迦様の頭の形をしている事から、釈迦頭と言われています。
外は薄緑色で中は白く、クリーム状の実はねっとりとして、甘さたっぷりです。
まさにカスタードのような味をしています。
ザボン(ソムオー) 7~10月
大きな緑色のグレープフルーツのような柑橘類。
酸味が少なく、歯ごたえがありますので、サラダにも使われます。
実は薄黄色と薄ピンクのものがあります。
ソムオーが使われたヤム・ソムオーというサラダが有名です。
ローズアップル (チョンプー)3~7月
ピーマンに似た形をしていますが、サクサクとしてみずみずしくさっぱりした味です。
緑と、甘みの強い赤いものがあります。
ドラゴンフルーツ(ケーオ・マンコーン)6~10月
真っ赤な皮に黒い種の入った白い実が包まれてます。
さっぱりとして梨に似た味がして、冷凍してシャーベットにして食べることもあります。
味は薄味ですが、種がたくさん入っていて、サクサクした食感が人気です。
見栄えのする外見からか、スイーツのトッピングにもよく使われています。
ロンガン(ラムヤイ)6~8月
薄い茶色の皮に包まれた、半透明の白い実はライチのような味がします。
みずみずしく甘い実の中に大きな種があり、龍の眼のように見える事からロンガンという名前がついているそうです。
タマリンド(マカム)1~2月
豆科の植物で、硬い殻を割ると、茶色くねっとりした実が入っていて甘みと酸味があり、干し柿のような味がします。
料理の味付けに使われたり、唐辛子と砂糖をまぶしたものがお菓子として売られています。