バンコクのオアシスと呼ばれるルンピニー公園。
ラーマ4世通りとラーチャダムリ通り、ウィッタユ通り、サラシン通りに囲まれ、喧騒が聞こえてきそうな場所ですが、ルンピニー公園に一歩足を踏み入れると、木々が生い茂り、少し公園内を歩くと湖もあり、びっくりする程、自然にあふれた空間が広がっています。
東京で言えば日比谷公園の様な雰囲気で、規模や環境は似ていますが、ルンピニー公園の方が広くてキレイかもしれません。
今回は、早朝からバンコク中心部にある、癒しの空間、ルンピニー公園を訪れましたので、動画を交えながらご紹介したいと思います。
目次
MRTシーロム駅側の広場の様子
ルンピニー公園は「MRTルンピニー駅」、「MRTシーロム駅」の2つの駅からアクセスできます。今回は「MRTシーロム駅」側から入りましたが、広すぎて徒歩で全て周るのは大変なので、西側半分くらいを散策してみました。
ラーマ4世通りとラーチャダムリ通りの交差点に位置するこの広場だけでもずいぶん広いですが、これはまだ入り口に入ってもいません。
ラーマ6世像がそびえたつ、公園前広場の様子です。(動画 0:37)
朝から健康的!ルンピニー公園で太極拳
入口に入ると、たくさんのランナーが公園内を走っているのが目に入ります。
暑いバンコクでは、マラソンというイメージがあまり無いかもしれませんが、実は大変人気が高く、国内で、大小200以上の大会が開催されるほど流行っています。
パタヤやプーケットなどのリゾート地で行われるものや、世界遺産アユタヤ、スコータイの遺跡群の中を走るレースもあるようです。
もう少し進んだところで、音楽が聞こえてきて、太極拳や、扇を使った舞いをしているグループがいました。
この日は朝から雨だったせいか、少し人数は少なく感じます。
バシッと決めて様になっているポーズがカッコいいと思っていたら・・・。(動画 0:39)
小道の先にあるお堂
奥に進んで行くと、広々とした湖が広がり、何とも言えない清々しい気持ちになります。
更に奥に進むと、きれいに整えられた小道の先に、小高い丘があり、祠が見えてきました。
地元の方が、お供え物をしてお参りしていましたので、邪魔にならないように、お参り動画を撮影しました。(動画 0:39)
ルンピニー公園は自然が豊富にあるから動物たちも沢山!
ルンピニー公園を散歩していると、色々な動物たちに出会います。
鳴きながら近づいてくる人懐っこい猫や、ちょこちょこ動き回る鳥、のんびり亀さんにも出会いました。
鳩にはエサやり禁止の看板がありましたが、猫は人慣れしている感じがしましたので、誰かからエサをもらっているみたいです。
湖に波が立ったので見てみると、なんと噂のオオトカゲが泳いでいました!
恐がりなのか、撮影していると遠くの方に泳いで行ってしまいました・・・。(動画 1:52)
ルンピニー公園の散歩の様子
一歩外に出れば、大都会の喧騒に戻ってしまいますが、公園の中はまるで別世界、自然にあふれ動物たちものんびりと暮らしています。
最後に少し長めの動画で、散歩の様子をお楽しみください。(動画 3:14)
ルンピニー公園を訪れて下さい
いかがでしたか?
ルンピニー公園に一歩足を踏み入れただけで別世界が広がります。
早朝の公園では、ランニング、太極拳、ジムにあるような、体を伸ばしたりする器具で体力づくりをしている人達を見かけました。
以前、夕方に訪れた時には、エアロビダンスを100名以上でやっているのを見たこともあります。インストラクターの人に合わせて、かなりテンポの速い曲で、皆、真剣にダンスをしていたのが印象的でした。
一日中多くの人で賑わうルンピニー公園ですが、暗くなってからはあまり環境が良くないみたいですので、訪れるなら明るいうちがオススメです。
短期の滞在では、なかなかスケジュールに入れる事が難しいかもしれませんが、一度はルンピニー公園に足を運んでみて下さい。
ルンピニー公園名物、オオトカゲ探しも面白いですよ!