「センセープ運河」エクスプレスボート

センセープ運河 エクスプレスボート

「センセープ運河」エクスプレスボートは、電車よりも安く、バスよりも早いといった利点を兼ね備えている運河を走る水上バスのような乗り物です。

地元の人たちの買い物や通勤、通学の足として利用されているこちらのボートをご紹介いたします。

「センセープ運河」エクスプレスボートとは?

バンコクの中心部を走る「センセープ運河」で運行されているボートです。

伊勢丹近くのラチャプラロップ通り側にある、「プラトゥーナーム桟橋」を中心に東行き、西行きのボートが15~20分おきに運行されています。

観光客向けのボートでない為、あまりガイドブック等で紹介されていませんが、約18㎞の路線を約100隻のボートが運行し、1日におよそ6万人の乗客を運んでいます。

バスやタクシーよりも目的地に早く到着し、観光名所の「ジム・トンプソンの家」や伊勢丹、BTSチットロム駅から徒歩で15分程かかる「プラチナム・ショッピングモール」前にも船着き場があり、上手く使いこなせれば、とても便利な乗り物です。

運賃は初乗り10B、終点まで20Bと安く渋滞知らずですが、大きな難点もあります。

それは、運河の水は生活廃水などで汚染されている為、悪臭がし、運悪く水がはねた時は、衣服が汚れたりします。

使いこなせれば安く便利な乗り物ですが、子供連れやお年寄りにはおすすめ出来ず、ローカルな雰囲気に慣れていないと難しい乗り物かもしれません。

「センセープ運河」エクスプレスボートの注意点

センセープ運河 エクスプレスボート

ローカルな乗り物ですので、水はね以外にもいくつか注意点と乗りこなすコツがあります。

1.プラトゥナームで船を乗り換えます。

プラトゥナームより先に行かれる方は、西側と東側の船を乗り換える必要があります。

西側は運河自体の幅も狭く、運河にかかる橋が低い為、西側の船は若干小さめで、水位が高い時に使う、屋根を一時的に下げる機能もありますので、プラトゥナームで船を乗り換えます。

2.通過に注意!

船着場で降りる人も乗る人もいないと、船は停まらず船着き場を通過しますので、船の屋根裏に合図用のボタンを押すか、降りる意思表示をしましょう。

船着場に着く際に、特にアナウンスはありません。

降りる時は、早めに船縁に行って、降りる準備をします。

ちなみに運転手は常に急いでいますので、プラトゥーナームなどの大きな船着場以外、きちんと横付けされる事はあまり無く、動きながらの乗り降りが一般的ですので、乗り降りの際は機敏に動きましょう。

3.水しぶきに注意!

船同士がすれ違う際に、水しぶきが上がりますので、汚れても気にならない服装で船に乗る事をおすすめします。

また、外側の席に座った場合は、水しぶきを避けるビニールのシートを上げ下げする係になります。

乗客が少ない場合は、自分で上げ下げしないと水しぶきがかかってしまいますので、注意が必要です。

4.揺れに注意!

混雑している時間帯に乗る場合は座れない事があります。

ボートの揺れは激しいので、座れる場合はなるべく座ります。

立ち乗りの場合は、天井にロープが張ってありますので、しっかりつかまりましょう。

5.大きな荷物は持ち込まない!

地元の方が日常の足として使っています。

観光用と違い、モタモタしていると迷惑が掛かります。

スーツケースを持ち込む人はいないと思いますが、乗り降りになれた地元の方ならともかく、なるべく手ぶらの状態で乗った方が良いでしょう。

船着き場の案内

※W(西側)、E(東側)

右 W4 パーンファー・リーラート
Phanfa Leelard
黄金の山と呼ばれる寺院「ワット・サケート」のすぐ前です。
「カオサンロード」まで徒歩15分、「王宮」まで徒歩25分の場所です。
右 W3 ボーベー市場
Talad Bobe
衣料品の問屋「ボーベー市場」のすぐ前です。
左 W2 サパーン・チャルーンポン
Sapan Charoenpol
ハイパーマーケット「ロータス」まで徒歩5分
蟹カレーの有名店「ソンブーン本店」まで徒歩10分の場所です。
左 W1 フアチャーン
Sapan Hua Chang
サイアムやMBKに近く、MBKまでは徒歩10分の場所です。「ジムトンプソンの家」まで徒歩3分の場所です。
両側 プラトゥナーム
Pratunam
西側と東側の船を乗り換える中央船着き場です。
伊勢丹、プラトゥーナーム市場、プラチナムショッピングモールの近くです。
右 E1 チット・ロム
Chitlom
ペッブリー通りの近くで、BTSチットロム駅までは遠く、徒歩15分の場所です。
左 E2 ワイアレス(サパーン・ウィッタユ)
Wireless
ウィッタユ通りのウィッタユ橋の脇です。
右 E3 ナナ・ヌア
Nana Nua
スクンビットSoi3の奥です。
左 E4 ナナ・チャート
Nana Chard
スクンビットSoi15の奥です。
右 E5 アソーク
Asok-Petchaburi
「MRTペッチャブリー駅」のすぐ近くです。
左 E6 プラサーンミット
Prasanmit
スクンビットSoi23の奥です。「シーナカリン・ウィロート大学」構内にあります。
右 E7 イタリタイ
ItalThai
日本人街スクンビットSoi39の奥です。
E8 ワット・マイ・チョン・ロム
Wat Mai Chong Lom
現在ありません
左 E9 バーン・ドーン・モスク
Baan Don Mosque
スクンビットSoi49の奥です。イスラム寺院と学校があります。
右 E10 ソイ・トンロー
Soi Thonglor
トンロー通りの脇です。
右 E11 チャーン・イッサラ
Charn-issara
ペッブリー通りとエカマイ通りのジャンクション近くです。
左 E12 ウィチット・ウィッタヤー・スクール
Vijitvittaya School
エカマイSoi28の奥です。イスラム寺院と学校があります。
右 E13 サパーン・クローンタン
Sapan Klongtun
クローンタン橋の脇にあります。
左 E13-1 ラムヌン
Ramnueg
(2015年9月新設の船着場)
「ARLラムカムヘン駅」と繋がっています。
左 E14 ザ・モール・ラム
The Mall Ram
「ザ・モール・ラムカムヘン」の裏にあります。
左 E15 ラムカムヘン29
Ramkhamhaeng 29
レストランの多いラムカムヘン通りの近くです。
左 E16 ワット・テープリーラー
Wat Thepleela
寺院ワット・テープリーラーの裏にあります。
左 E17 ラムカムヘン
Ramkhanhaeng
「ラムカムヘン大学」の近くです。
左 E18 マハタイ
Mahadthai
「ラジャマンガラ国立競技場」の近くです。
右 E19 ワット・クラーン
Wat Klang
イスラム寺院があります。
右 E20 ザ・モール・バーンカピ
The Mall Bangkapi
「ザ・モール・バーンカピ」の裏にあります。
右 E21 バーンカピ
Bangkapi
「パンティッププラザ」の近くにあります。
左 E22 ワット・シーブンルアン
Wat Sriboon-rueng
住宅地と学校があります。

運行時間

Wat Sribunruang発 Pratunam方面
月~金曜日 5:30 19:15
土曜日 6:00 18:30
日曜日 6:00 18:00
Pratunam発 Wat Sribunruang方面
月~金曜日 5:30 20:30
土曜日 6:00 19:15
日曜日 6:00 18:45
Pratunam発 Wat Sribunruang方面
月~金曜日 5:30 20:00
土曜日 6:00 19:30
日曜日 6:00 19:00
  • 運航間隔:15~20分程度
  • 料金:10~20B
  • プラトゥナーム船着場で船を乗り継ぐ方はチケットを無くさないように注意して下さい。

  • 所要時間:東側の終点「ワット・シーブンルアン」と「プラトゥナーム」間は45~50分ぐらい。「プラトゥナーム」と西側の終点「パーンファー・リーラート」間は20~25分ぐらいです。
  • 公式HPhttp://khlongsaensaep.com/

乗り方

1.乗りたい船着場に行き、船着き場の番号が書かれた表示板がありますので、確認し、桟橋上でボートが来るのを待ちます。

2.桟橋上で他に待つ人が少ない時は、ボートが見えたら手を斜め下に伸ばして合図します。(タクシーやバスと同じ)

3.ボートが桟橋に寄っても船が完全に停止したり横付けはされませんので、素早く船に乗り込みます。

4.船が動き出すと係員が船縁を綱渡りのように歩いて料金を徴収しに来ます。
行き先を告げて切符を買います。(エンジン音がしますので、大きな声で行き先を伝えてください。)
運賃は距離によりますが、10B~20Bと激安です。

※20B札など小額紙幣を用意しておきましょう。1,000B札を出すと、お釣りの用意が無いという事もありますので要注意です。

船内の様子

船内は前方と後方に座席があり、中央には立ち乗りする場所もあります。

ボートの揺れは激しいので、座れる場合はなるべく座ります。

立ち乗りの場合は、天井にロープが張ってありますので、しっかりつかまりましょう。

なるべく内側に座ると良いです。

また、外側に座った人には重要な役目が待っています。

ボートの両脇にある丸い吊革のようなものを操作して、水よけのビニールシートを上に引っ張り上げ、水しぶきがかからないようにガードします。

以前、乗船した際に、外側に座った地元の人がずっと水よけのビニールシートを操作してくれていたのですが、途中、スマートフォンをいじりだし、操作を忘れた為、盛大に水しぶきがかかってしまった事があります。

やはり、外側に座った人は気が抜けませんね。

船同士がすれ違う際に、水しぶきが上がりますので、タイミングを見計らってシートを引っ張り上げるのがコツです。

降り方

ボート内は特にアナウンスが無いので、各船着き場の表示を確認しておき、目的の船着場に近づいたら降りる準備をします。

たくさんの人が降りる場合を除き、船縁に移動しておき、船着き場に着いたら足元に気を付け桟橋に降ります。

最後に

いかがでしたか?

ローカルなタイを好む外国人観光客の間で、スリリングで便利な乗り物として密かに流行っている「センセープ運河」エクスプレスボート。

一歩踏み出してみると、タイの人たちの日常に溶け込み、いつもとは違った体験が出来ます。

この船は観光用ではなく、庶民の為の足として、乗り慣れている人ばかりが利用していますので、船の乗り降りの際は素早い行動が求められます。

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